【ぬりえ負のループ】塗りたい、でもどう塗ればいいかわからない
アリスを塗り終わって、今度は何を塗ろうかと考え、
「ポストカードサイズで息抜き」
することにしました。
アリスで、女の子を塗るのが楽しかったな
家の中とかじゃなくて、外がいいな
さっとできるクーピーがいいかな
プリズマカラーも慣れてきたしそれでもいいな
カンタンに完成させちゃおーっと。
と、少しずつ気分とすりあわせて、井田千秋さんの『森の少女の物語』に決めました。
これです↓↓
で、塗ってみたものの・・・
「あれ?どこをどう塗ればいいのかわからない」
塗っては消し・・・
塗っては消し・・・
小物なんか何色塗ったらいいのか全く思いつかず。
葉っぱさえも塗りながら「ちがう、なんかちがう」と消しまくり。
で、結局ここで止まってしまいました。
こんなですが、ほんとに塗って消しを繰り返しているので、費やした時間はなかなかでした。
「塗りたい」と「これは違う」と「わからない」が頭の中でグルグルし、疲れ果ててしまう始末。
それなきゃ塗らなきゃいいじゃないか、ほかのことした方がよっぽど有意義な時間か過ごせるじゃん!なんて思ってぬりえから離れてみたものの、なぜか塗りたくてたまらない。
なんでしょう…この負のループは…
……ということで、
この際、こうしたいななんて最初に考えてたことも一度リセットして、うちにあったぬりえ本をぜーんぶながめることに。
「塗りたいモノ」とかいう考えも置いといて、ただただ眺める。
これが思いがけず楽しかった・・・。いろんな絵を見てるのがおもしろい。
そうこうするうちに、
ふと目に留まったのが、以前絵の具で下塗りして放置していたこれ。
「これ、もうちょっと濃くしたい」
なんて思いがわいてきて。
絵の具を出してきて、いざ。
するとあら不思議。
何色に塗りたいとか意志があったわけではないのに、塗るうちにノッてきて、にじみを楽しんでみたり色鉛筆もつかってみたりして。
こうなりました↓↓
もっとこうしたかったなぁ、という技術不足からくる「まだまだ感」はあるものの、「あ、これで完成だな」という所に気もちが落ちつきました。
絵の具って慣れなくて難しいんだけど、カンタンに仕上げようとしていた一枚目のぬりえよりスッキリ。
今回のことで、「気分ってことばに出せるものだけじゃない」ことを痛感しました。
今まで気分を大事に塗ってきたつもりだったけど、意外と頭で考えたことに囚われていたこともあったかも。
一枚目はどこかで
「早く仕上げるには慣れてる色鉛筆やクーピー」
「井田さんの絵はかわいいから塗ってて息抜けるだろう」
なんて考えて、本当の気分からかけ離れていたのかもしれません。
なんかわからないけど。
こんな感じに。
もやーっと。
だばーっと。
ぴかーっと。
その他もろもろ。
今後は、そんなつかみ所のない気もちに正直につきあって、いろんなぬりえや画材に挑戦してみたいな~なんて思いました。
森の少女もまた続きを塗りたくなるときまであたためておこーっと。
ちなみにドナルドたちのぬりえはこちらから↓↓
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