色鉛筆、グリグリ塗るのはだめ?
色鉛筆。
その特性を生かした使い方に、
「力を入れずに塗る」というのがあります。
色鉛筆の使い方の本なんか見ていると、そうやるように書いてあります。
これをしながら色を塗り重ねていくと、色同士がまんべんなく混ざり合って、本当にきれいな表現ができます。
技術の必要な、すてきな表現です。
(ちなみに、私はできません(笑))
でも私、無性にぐりぐりと力を入れて塗りたくなるときがあるんですよね。
なんというか、こう。
油絵の具を塗り重ねるみたいに、こってりこってり。
ソースものとか揚げ物とか食べたいときみたいに、とにかくこってりこってり…
でも、なんとなく「グリグリ塗るのはタブー」と思い込んで我慢していました。
ですがある日、息子とEテレ「キッチン戦隊クックルン」を見ていて目が覚めました。
好きなものでもいい
新しい冒険をしたっていい
何を選ぶかは、じゆうだーーーーーー!!!
Eテレ キッチン戦隊クックルン ♪「じぶんの味 Go My Way!」より
(ちょっと歌詞違ってたらすみません。うろ覚え情報です)
「色鉛筆をどう使うかは、じゆうだーーーーーー!!!」
色鉛筆の特性と、その美しさを知ってから私は「グリグリ塗るのはタブー」と勝手に決めこみ、グリグリ塗りたい思いを封印。
ひたすら力を抜くことを頑張る日々。
でも一向にうまくはならず。(そりゃ簡単になるはずもなく)
楽しいというよりは、なんだか・・・
押さえ込んだ分、もっとグリグリ塗りをしたくなるではないですか!
むずむず。
そしてふわふわ塗り楽しくない!!
ぬりえイヤだ!!
はい、悪循環です(笑)
でも、でもですよ。
私がぬりえをどうやろうと、息子が
「おもちゃが思ったようにうごかないんじゃー!!でもやめたくねーーー!!うまくいかねー!!でもやめたくねー!!!」
と切れたりはしません。
そうだ。
私がグリグリ塗ろうと誰にも迷惑はかけないんだ。
息子が「どうせいっちゅーんじゃ!」ということで切れたりもしないわけで(笑)
と、こんな思いに至ってからはグリグリ塗りもやりたい時にやることに。
(というか、セラピー的には自由に塗っていいのですが、つい自分のぬりえはうまくなりたいという欲が勝ってしまうときがあります。いやはや。)
で、グリグリ塗ってみたときのぬりえがこれ ↓↓
ああ、ぬりえ楽しい・・・。
おお、思ってたような感じになる・・・。
思い込みから抜け出してからは、またぬりえが楽しくなって。
気がつけばこんな本も買っていました。
描き込み式 色鉛筆ワークブック: ぬりえ感覚で質感や立体感の表現が上達できる
- 作者: 河合ひとみ
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2017/06/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この本、力を抜いて塗ることの練習になるんです。
グリグリ塗りを自分の中で解放したら、あんなにいやになっていたふわふわ塗りもまたしてみたいな、なんて思えるように。
まだ練習できてませんが、ふわふわ塗りのできるパワーのある時に挑戦してみたいです。
※なぜか息子の言葉が勝手に大文字になっています。特に強調したかったわけではないのですが(笑)とりあえずそのままにしておきました。